フリーランス【在宅】プログラマーにおすすめ5言語と稼げる収入

プログラマーになりたい理由のひとつに「フリーランスとして独立しやすいから」と考えている人は多いですよね。

「満員電車で毎日通勤するなんて、もうこりごり」
「コミュニケーションが苦手だから、家で出来る仕事がしたい」
「子供がまだ小さいから在宅で働きたい」

ここでは、在宅プログラマーとして働きたい人向けに、おすすめのプログラミング言語や、稼げる年収など紹介して解説していきます。

在宅で働くことにこだわるのであれば、家で開発できて小規模案件が豊富な「Web系のプログラミング言語」がおすすめです。

在宅プログラマーにおすすめの言語

フリーランスプログラマーとして在宅で働きたい方におすすめの言語は、

  1. HTML/CSS
  2. Javascript
  3. PHP
  4. Python

上記の5言語です。
これらの言語は全てWeb系の開発で使われるプログラミング言語です。

家で仕事をしたいなら、Web系プログラミング言語

  • プログラムコードを納品する仕事
  • オンラインで完結できる仕事

この条件を満たしていれば、自宅で働くことができますよね。

Web系プログラミングの仕事は小規模の案件が多く、オンライン上で納品もできますので、自宅で働いているプログラマーのほとんどは”Web系プログラマー”です。

世界中どこでも働くことができますので、将来的に海外でノマドワークしたい方にもおすすめのプログラミング言語です。

クラウドソーシングでもたくさん募集されていますよ。

HTML/CSS

コーディングを丸々しないにしても、読める・理解できる必要があるのが「HTML」と「CSS」です。HTMLとCSSは、Webサイトを構築するための言語です。

Web系プログラマーには必ず基本知識として必要な言語なので、マスターしておきましょう。

ちなみに、HTMLとCSSはWebデザイナーになりたい方にも必須の基本知識です。

難易度

難易度はかなり低く、難しくありません。

なれる職業

  • HTMLコーダー
  • Webプログラマー
  • Webデザイナー

JavaScript

HTML/CSSと同じく、JavaScriptもWebサイト構築に欠かせない言語です。

JavaScriptは昔から使われている言語で一時期廃れかけていた時期はあったのですが、リロードしなくてもデータ読み込める「Ajax」などによって再び見直され、今でもWebサイトになくてはならない言語です。

ポップアップメッセージや、マウスをロールオーバーしたときの動きなども制御できます。

JavaScriptも、Web系の仕事をするなら読める・理解できている必要があります。身につけておきましょう。

難易度

難易度は低めです。
他のプログラミング言語と比較すると、簡単な部類に入ります。

なれる職業

  • HTMLコーダー
  • Webプログラマー

PHP

HTML・CSS・JavaScriptの次に、ぜひ学んでほしいおすすめのプログラミング言語がPHPです。

PHPはプログラミング言語別求人数で”第2位”、Web系のプログラミング言語に絞ると”第1位”の言語です。

つまり、就職には困らないほど需要が高い言語です。

理由はWordPressです。

近年多くのWebコンテンツはWordPressで構築されていますが、そのカスタマイズはPHPでしかできないため。*正確に言うと、WordPress自体がPHPで開発されています。

Webプログラマーになりたいなら、まずはPHP学習が一番おすすめです。

難易度

他のプログラミング言語と比較すると簡単な部類に入りますが、HTML/CSS/JavaScriptと比べると難易度は高くなります。

さらに、前提条件としてHTML/CSSの知識は必須です。

なれる職業

  • HTMLコーダー
  • Webプログラマー

Python

Pythonは、PHPと同じくWebプログラミング言語の1種で、最近人気が高まってきている言語です。

Web系システム開発のなかでも、Webスクレイピングなどによる情報収集ツールとして需要があります。

1度ツールをつくってしまえば、以降流用してWebスクレイピングツールをつくることができ、短期間で納品できるため、効率よく稼げる言語といえるでしょう。

また、PythonはAI開発の分野でも需要があります。

これからのAI時代、将来性のあるプログラミング言語という点でもおすすめです。

難易度

他のプログラミング言語と比較すると簡単な部類に入りますが、HTML/CSS/JavaScriptと比べると難易度は高くなります。

なれる職業

  • Webプログラマー
  • データサイエンティスト

在宅フリーランスプログラマーは稼げる?

ここからは、在宅プログラマーが稼げるかどうかを確認していきますね。

クラウドソーシングで募集されている、1案件(仕事)の平均報酬額を参考に算出します。

スキルがなければ年収200万円未満…

プログラミングスキルが低ければ、当然スキルに応じた報酬の安い仕事しか受注できませんよね。

例えばHTML/CSSの仕事は、30分ほどで終わる仕事が100~500円で発注されています。

つまり、HTMLとCSSしかできない場合、1日8時間・時給換算1,000円で働いたとしても、手数料などをひかれて年収200万円未満になる可能性が高いでしょう。

スキルがあれば年収1,000万円稼ぐことも可能

JavaScript・PHP・PythonなどのWeb系言語を習得している場合、1案件の平均報酬額は50,000円~200,000円に跳ね上がります。

よいクライアントを掴み、安定して受注できれば、年収1,000万円を稼ぐことも決して不可能ではないです。

さらにプログラミング以外にも、サーバー構築やWebデザインなどもまとめて受注できるスキルがあれば、さらに仕事の幅も広がり、高額収入が期待できます。

在宅フリーランスプログラマーの注意点

在宅フリーランスプログラマーとして独立したばかりの方は、

「いつ仕事が受注できなくなるか分からない…」
「常に仕事をしていないと怖い…」
「とにかく実績がほしい…」

このように焦ってしまい、必要以上に安く仕事を請けてしまいがちです。

依頼者から継続発注の打診がきても、作業時間に見合わない金額が提示された場合は断る勇気を持ちましょう。

フリーランスで重要なことは「いかに効率的に稼げるか」です。

時給や日給・年収で考えて「割にあわないと感じればお断りする」くらいの気持ちで仕事をしなければ、いつまで経っても収入は増えませんよ。

あなたが損をしない報酬金額で継続して仕事を受けることで、在宅フリーランスプログラマーとして収入を安定させることができるでしょう。

まとめ

フリーランスプログラマーとして在宅で働くということは、一見自由で格好のよい働き方にみえますよね。

しかしフリーランスになると収入面でのリスクは当然高くなりますし、さらに会社員とは違い、会社も誰もあなたを守ってくれません。

プログラミングを常に学習し続けることも仕事を受注するために重要ですし、単価感を意識しながら効率よく稼ぐコツも必要になります。

フリーランスは、技術力に加えて収入を安定させる能力も必要になるので、プログラミングスキルだけでなく、ビジネスマインドもしっかり磨いていきましょう。